パイロウェーブは、電気こそが未来への鍵であり、循環型経済と持続可能な材料生産の促進につながる多くのイノベーションの源になると確信しています。
世界を変えるテクノロジー
パイロウェーブは、二酸化炭素排出量の少ないマイクロ波を使用した化学プロセス電化のパイオニアです。また、プラスチック循環型経済およびマイクロ波ケミカルリサイクルのリーダーとして、ポストコンシューマーおよびポストインダストリアルプラスチックを再生し、資源の価値を最大限に高める革新的技術を提供しています。
マイクロ波はエネルギー伝導性に優れており、持続可能な資源から作られた電力を使用する、よりクリーンなエネルギーと考えられています。パイロウェーブは、次世代低炭素化学プロセスの開発に向け、この新技術の応用に取り組んでいます。
当社の特許取得済みの高出力マイクロ波接触解重合技術プラットフォームは、世界で最も先進的で次世代プラスチックの最前線に位置しています。
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マイクロ波と化学の専門知識独自の特許取得済みマイクロ波技術
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システムに対する循環型およびカーボンニュートラルなアプローチ当社の再生ビジョンは、モノと資源のバリューチェーンにも向けられています。
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効率性を追求したビジネスモデルモジュール式のライセンスプラットフォーム
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誠実かつ信頼できるパートナーコラボレーション、そして事実と結果の改善に向けて、挑戦することを恐れず真摯に取り組みます。
慣習の打破。
志ある変革。
プラスチックは現代社会に欠かせない素材であり、日常生活のあらゆる場面において、さまざまな形で利用されています。また、その利点の多さから年々需要が高まる一方で、廃プラスチック処理は世界的な課題になっています。しかし、技術の進歩によって、こうした課題に対し、新しく、そしてよりクリーンな解決策が提示されつつあります。未来を開く鍵、それこそが電気です。
原材料を超えた物質の生成
パイロウェーブのモジュール式技術プラットフォームは、持続可能な方法で資源を再生する新たな方法として、化学プロセスの電化を可能にしました。この技術は現在、ポリスチレンの処理に応用されており、新たな用途の開発が進められています。迅速かつ容易に実装でき、資源を元の状態に戻すことで再生利用を促進し、持続的な方法で資源の価値を高めることができます。
パイロウェーブの特徴:
- スチレンモノマーの純度は最大99.8%(バージン資源とほぼ同等)。
- リアクター1基あたり年間1000トンの再生プラスチックを生産可能。
- 業界最高水準の約98%の液収率(純ポリスチレン換算で、注入されたプラスチック1トンあたりの回収量)。
- バージンスチレンの生産と比べて、GHGを5~7分の1に削減。
- バージン資源からスチレンモノマーを精製する際の消費エネルギーを15分の1に削減。
- 独自のマイクロ波リアクターに関連するプロセスのライセンス供与、機器・サービスの販売。
持続可能なソリューションの力
Microwave Process Innovation Centerは、パイロウェーブのプラットフォーム開発の拠点であり、次世代低炭素化学プロセスの開発を目的に、特許取得済みの多数のアプリケーションにおけるマイクロ波の応用と制御に関する研究を、世界に先駆けて行っています。
- 堅牢性と効率性の向上、自動化を推進し、ポリスチレンリサイクルプラットフォームを統合・最適化。
- 処理対象プラスチック(混合プラスチック)の種類と我々が提供できる市場の拡大。
- 資源の循環利用を目指し、パイロウェーブプラットフォームの新たな用途の開発(他の廃棄物やポリマー、ゴム、材料など)。
- マイクロ波プラットフォームを製造業により浸透させ応用することで、化学プロセスの電化を推し進め、エネルギー消費量の削減、生産量の増加、カーボンフットプリントの削減を実現。
受賞歴・メディア
パイロウェーブ技術は国内外で高く評価されています。
パートナー
チェンジメーカーとしての新たな低炭素バリューチェーンの創生パートナー情報については、こちらからご覧ください。